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2025.08.23

【初心者でも安心】フルートの選び方と練習で上達するためのポイントをご紹介!

コラム

フルートはクラシックの演奏会で耳にすることもあれば、ポップスやジャズの中でも存在感を放ち、幅広いジャンルで活躍しています。

楽器の中には初心者が始めにくいものもありますが、フルートは比較的取り組みやすく、初めて楽器を手にする人にとっても人気の高い楽器です。

しかし、いざ始めようとすると「どんなモデルを選ぶべきか」「どんな練習をしたら良いのか」と悩む人も少なくありません。

この記事では、フルート初心者がスムーズに演奏を始められるように、楽器の選び方や練習法、上達のためのポイントを解説していきます。

ぜひ、最後までお読みください。

 

初心者でも始めやすい楽器フルート

まず、初心者でも始めやすい楽器、フルートについて解説します。

フルートはリードを使わず、唇の形と息の流れで音を出す横笛の仲間です。

その音色は軽やかで澄み渡り、オーケストラや吹奏楽の中でも旋律を際立たせる役割を担っています。

楽器のサイズや重量が比較的コンパクトであるため、女性や子どもでも扱いやすく、持ち運びも簡単です。

音域は広く、低音から高音まで豊かな表現が可能で、独奏でも合奏でも楽しめます。

また、練習音が比較的柔らかく、クラリネットやサックスのように大きな音量が出にくいため、自宅でも練習がしやすいという点も魅力の一つです。

もちろん音が安定するまでには練習が必要ですが、努力の成果が音に直結しやすく、上達を実感しやすいので、初心者におすすめの楽器です。

 

初心者におすすめなフルートの選び方

次に、初心者におすすめなフルートの選び方をご紹介します。

1, Eメカニズムがあるかどうか
2, 材質で選ぶ
3, キイのタイプやキイの配列を確認
4, 足部管の種類で選ぶ
5, メーカーで選ぶ
6, 価格帯から選ぶ

①Eメカニズムがあるかどうか

高音域のEを安定させる「Eメカニズム」は、初心者にとって大きな助けとなります。

この機能があると音が出やすくなり、挫折しにくくなるため、最初の一本には搭載モデルを選ぶと安心です。

また、無理なくきれいな音が出せるため、練習がより楽しくなりモチベーション維持にもつながります。

②材質で選ぶ

洋銀や銀メッキは初心者向けとして定番で、明るく吹きやすい音が特徴です。

純銀製や金製は深みのある音色が出せますが価格が高いため、最初は扱いやすい素材を選ぶのが無難です。

自分の好みや演奏スタイルに合った材質を見つけることで、演奏の楽しさがさらに広がります。

③キイのタイプやキイの配列を確認

キイには「カバードキイ」と「リングキイ」があり、初心者には音が安定しやすいカバードキイが適しています。

手の大きさによって押さえやすさが変わるため、実際に試奏して確認するのがベストです。

特に長く続けることを考えると、フルートのフィット感は上達のための大きなポイントになります。

④足部管の種類で選ぶ

足部管にはC管とH管があり、初心者は軽量で扱いやすいC管が一般的です。

将来的に幅広い音域を求める場合にはH管を選ぶのも良いでしょう。

初めてフルートを選ぶときはC管で始め、上達後にH管へステップアップする方法もおすすめです。

⑤信頼できるメーカーから選ぶ

国内外の信頼できるメーカーから初心者向けモデルが数多く販売されています。

サポートや調整体制が整っているメーカーを選ぶと、長期的に安心して使うことができます。

特に初心者はメンテナンスのしやすさや保証内容も重視すると失敗が少なくなるでしょう。

⑥価格帯から選ぶ

フルートは安価なモデルから高額なものまで幅広く揃っています。

安すぎる楽器は調整不足で音が出にくいことがあるため、10万円前後の入門モデルを目安に選ぶのがおすすめです。

将来的に買い替えることを見据えて、最初はコストと品質のバランスを意識すると良いでしょう。

 

初心者におすすめの練習方法5選

次に、初心者におすすめの練習方法を5つご紹介します。

1, 基本のアンブシュアを見つける
2, 腹式呼吸を意識する
3, ロングトーンの練習
4, タンギングや運指を丁寧に行う
5, テンポを落として正確さを重視する

①基本のアンブシュアを見つける

アンブシュアとは唇の形や使い方のことで、音の出やすさに直結します。

初心者は鏡を使って自分の口の形を確認し、安定して音が出る位置を探すことが大切です。

毎日少しずつ試行錯誤することで、自分に合った最適なアンブシュアが自然に身についていきます。

②腹式呼吸を意識する

胸だけでなくお腹を使って息を送る腹式呼吸は、安定した音を出すために欠かせません。

深く息を吸い込み、無駄のない呼吸を意識することで長いフレーズも楽に吹けるようになります。

呼吸法を身につけることは基礎力の強化につながり、他の楽器や歌唱にも役立ちます。

③ロングトーンの練習

一つの音を長く伸ばすロングトーンは、音色を安定させる基本練習です。

日々の練習に取り入れることで、音の強弱や響きのコントロール力が身につきます。

地道な積み重ねが大切であり、プロの演奏家も毎日取り組むほど基礎練習の要です。

④タンギングや運指を丁寧に行う

舌を使って音を区切るタンギングや、正確な指の運びはフルートの演奏に欠かせません。

最初はゆっくりと正確に行い、徐々にテンポを上げていくことで確実に技術が身につきます。

正確さを意識して取り組むと、後の難しい曲も演奏しやすくなります。

⑤テンポを落として正確さを重視する

初心者が陥りやすいのは、速さを求めて正確さを疎かにしてしまうことです。

まずはテンポを落として一音一音を大切に練習することが、上達の近道になります。

焦らず基礎を固めることで、結果的に速いテンポの曲にもスムーズに対応できるようになります。

 

初心者が意識するべきフルート上達のポイント

次に、フルートを上達させるために初心者が意識するべきポイントをご紹介します。

1, 無理のない練習スケジュールを立てる
2, 曲を取り入れて楽しむ工夫をする
3, 録音や動画で客観的に分析する
4, 短い時間でも毎日フルートに触れる
5, プロのアドバイスやレッスンを有効活用する

①無理のない練習スケジュールを立てる

長時間練習するよりも、毎日短時間でも継続する方が効果的です。

無理のないスケジュールを組み、習慣化することが上達への第一歩となります。

継続できる環境を整えることで、練習そのものが生活の一部として自然に定着していきます。

②曲を取り入れて楽しむ工夫をする

基礎練習だけでは飽きやすくなり、継続できない原因になります。

たまに好きな曲や簡単なメロディを取り入れ、楽しむことでモチベーションが維持できるでしょう。

楽しむ姿勢を持つことで、自然と練習時間が増え、上達スピードも加速します。

③録音や動画で客観的に分析する

自分の演奏を録音・録画して聞き返すことで、改善点が明確になります。

客観的な視点を持つことで効率良く上達できるでしょう。

後で見返すと自分の成長も実感でき、モチベーションの維持にもつながります。

④短い時間でも毎日フルートに触れる

一日数分でも楽器に触れることが大切です。

触れる習慣を持つことで、奏法が自然と身につき、上達のスピードも早まります。

習慣化できれば無理なく続けられる上に、ゆっくりでも成長を実感できるようになります。

⑤プロのアドバイスやレッスンを有効活用する

プロは独学では気づかない癖や改善点を的確に指摘してくれます。

定期的にレッスンを受けることで、効率良くスキルを伸ばすことができるでしょう。

プロから学んだ内容を自分の練習に反映することで、確実にレベルアップへと繋がります。

 

初心者でも安心!フルートのレッスンはイナモリ・メソッド研究会へ

本格的にフルートを学びたい初心者にとって、独学と並行してレッスンを取り入れるのは上達するための近道といえます。

イナモリ・メソッド研究会では、初心者がつまずきやすいポイントを丁寧にフォローし、基礎から応用まで体系的に学べるカリキュラムが整っています。

自分のペースで学びながらもプロの指導を受けられるため、確実に演奏力を高めることができます。

フルートが上達したい方や、より深く音楽を楽しみたい方はイナモリ・メソッド研究会にお気軽にご相談ください。

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