
1892年創業の山野楽器が展開する「たまプラーザ テラス店」が、9月4日(金)にリニューアルオープンするという朗報が届きました。音楽教室のレッスンルームが新たに5部屋増設され、バンド練習やライブリハーサルに使えるレンタルスタジオも新設されるそうです。ジャズピアノの練習環境を探している方にとっては、見逃せないニュースですよね。
まず、増設された5つのレッスンルームをチェックしてみましょう
今回のリニューアルでいちばん注目したいのは、音楽教室のレッスンルームが5部屋も増えるという点です。これまで「予約が取りにくくて…」とあきらめていた方にとっては、何とも嬉しいニュースですよね。新設によって、レッスン枠そのものがぐっと広がるはずです。
教室で扱うジャンルも広がり、ゴスペルなどの人気コースも新たに開講予定とのこと。ジャズピアノを弾く私たちにとっても、ひとつのスタジオにさまざまなジャンルの方が集まると、自然とリズムの幅やハーモニーの感覚が広がっていくものです。指の腹で鍵盤を確かめているとき、隣の部屋から微かなビートや声の響きが聞こえてくる—そんな環境で練習できたら、想像しただけで呼吸が深くなりませんか。ジャンルを超える会話は、往々にして自分の演奏を柔らかくしてくれます。
バンド用レンタルスタジオという、新しい選択肢
もうひとつの見どころが、バンド練習やライブリハーサル向けの「バンド用レンタルスタジオ」が新設されるという点です。充実した音響設備を備えた空間で、思う存分バンド演奏を楽しめるそうで、私たちにとっては「ピアノ以外の楽器と合わせる耳」を育てる絶好の場所になりそうです。
首都圏を中心に全国で約40拠点の音楽教室を運営してきた同社ならではの、今回の「もっと多くの方に音楽を」という姿勢が、そのまま形になったようにも見えますよね。
ジャズピアノは、一人で鍵盤に向かう時間はもちろん大事なのですが、生のバンドと合わせたときに初めて見える景色がたくさんあります。テンポの揺らぎ、他パートとの呼吸の取り方、譜面を閉じた瞬間の瞬発力—そういうものは、スタジオで実際に音をぶつけてみないと養われにくいものです。たとえばウォーキングベースとの対話ひとつとっても、相手の音を聴きながら自分のフレーズを揺らす感覚は、自宅練習だけではなかなか掴めないもの。ドラムスのキックにピアノの左手を重ねるとき、ほんの半拍ずらすだけでグルーヴが変わる—そんな発見も、人と一緒に弾いて初めて得られます。
リズムセクションにギターを迎えたとき、コードボイシングの余白をどれくらい残すか—そんな判断も、スタジオで何度も合わせてみて初めて腑に落ちるものです。腕試しのつもりで、まずは1曲分のリハーサルだけ借りてみてはいかがでしょうか。失敗しても誰にも怒られませんし、何より自分の耳が確実に一段やわらかくなりますよ。
9月6日は、ピアノとクラリネットの体験会から始めてみましょう
リニューアルを記念して、9月6日(日)にはクラリネットとピアノのコンサート&楽器体験会が開かれる予定です。13:00と15:00の2回、たまプラーザ テラス ゲートプラザ1Fのフェスティバルコートで開催され、参加は無料で、小さなお子さまにもスタッフが付き添うとのこと。
いきなり本番のレッスンに入るのは気が引ける、という方でも、コンサートを聴きながら「どんな音が鳴るのだろう」と耳を澄ませる時間から始めてみるのはいかがでしょうか。ジャズピアノの音色とクラリネットの柔らかな響きが出会う瞬間は、きっと胸がほどけるような体験になりますよ。実際にクラリネットの柔らかな響きを背にピアノのボイシングが重なっていく様子を感じ取れるのは、テキストだけでは得られない発見です。
私たちの演奏は、ときに「自分の音」ばかりに耳を奪われがちです。だからこそ、異なる楽器の余白を聴く時間は、思いのほか自分の音を整えてくれます。まずは1曲だけ、立ち止まって耳を澄ませてみてくださいね。気になった方は、まず日程だけでも頭の隅に置いておいてください。
また、リニューアル期間中は人気ブランドのギターやキーボードの特価品も用意されるそうなので、新しい電子ピアノをお探しの方も、この機会にぜひのぞいてみてください。営業時間やお問い合わせは、山野楽器たまプラーザ テラス店(売場10:00~20:00、音楽教室10:00~21:00)まで。楽器・楽譜は045-905-0823、音楽教室・バンドスタジオは045-904-8366で受け付けています。
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